英国のタクシーは過渡期

気になったので色々調べてみて、この保険会社のウェブサイトが分かりやすかったので。

http://parkinsurance.co.uk/picking-disabled-passengers-taxi-drivers-need-know/

他にタクシー業界のウェブサイトなんかもつまみ見してみて分かってきたのは、

つまり、ブラックキャブのようなタイプのタクシーは車椅子対応の型になっているので乗車拒否をすると罰せられる。

だけどサルーン(セダン)型は車椅子対応になっていないので、現在はサルーンの場合はどうしたら良いのかはハッキリしておらず過渡期という状態。

カーディフでは「全てのタクシー車両」を車椅子対応にすべきという議論が以前から起こっているらしく、これに対してタクシー会社のトップが「予算的に無理」と反発していて、900台くらいのうち500台?ほどが車椅子対応になっているに留まっている、そしてこの数値で十分ではないか?という反論をしている。

(数年前の記事だったと思うので現在はまた数字変わってるかも)

で、このシャノンさんのケースは、「私は車椅子対応になってるタクシーには乗りたくないの。」なんである。

あくまでも車椅子対応にはなってないサルーン車に乗りたいと言ってるのであって、それでこの問題の運転手が「車椅子対応のタクシーが来るのを待って」と言ってるのを聞き入れず揉めた、ってことなのだ。

http://www.walesonline.co.uk/news/wales-news/actress-claims-taxi-refused-take-13085494

で、私が怖いなと思うのは、このシャノンさんのツイッターも見に行ってみたのだけど、

リプライしてる人の中に何人か実際にその場にいた人というのがいて

「私もあなたが去ってからその列に並んだんだけど、前方にいた女性が経緯を説明してくれたから私もそのタクシーをボイコットしたわ!ボイコットは続いていたわよ」などと書き込んでいて、

それって、シャノンさんと運転手のやり取りを見ても聞いてもいない人が伝言ゲームのようにその話を伝えられて

当然裏を取るなんてしないわけで盲目的にそれを信じて「一緒に戦うわ!」みたいな感覚でボイコットに参加してるわけ。

それって、その情報が間違ってたらどうするの?と思うんだけど。

正義を振りかざすことの紙一重な危うさっていうのを、そこに見ちゃうんだけど。

あまりに多くの人が脊髄反射的に、このシャノンさんが運転手に「go fuck yourself」という攻撃的なセリフを放ったことを手放しで褒め称えてることには違和感しか感じないんだけど。

車椅子女性の乗車を拒否したタクシー運転手、列に並ぶ人たち次々と「乗りたくない」(英)