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珊瑚礁

サンゴというのは刺胞動物門の動物で、大きく分けてイソギンチャクやクラゲの仲間です。

特にイソギンチャクとは花虫綱という綱レベルで同じ。

柔らかいタイプのサンゴはイソギンチャクみたいだし、固い造礁サンゴはイソギンチャクが体の周りの炭酸カルシウムのコップを作って中に入っているようなものだそうです。

広大な海は意外と栄養価低く、外洋なんかは海の砂漠と言われたりします。

やはり陸地から栄養の流れてくる近海のほうがいいんでしょうね。

綺麗で透明度の高い珊瑚礁の海。

逆に言えばこれも栄養価の低い海です。

なのにたくさんの魚とかがいます。

魚類のかなりの種が珊瑚礁近辺に住んでいるんですね。

どうやってエネルギーをまかなってるのか。

深いところの柔らかいサンゴは普通にプランクトンなんかを捕まえて食べています。

浅いところの造礁サンゴは光合成のエネルギーで生きています。

動物なので当然自力で光合成はできません。

中に褐虫藻植物プランクトン)を飼っているんですね。

褐虫藻はサンゴに住処を提供してもらい、代わりに光合成で作ったエネルギーを与えています。

陸上の地衣類(菌類の中に藻類が共生している)と同じですね。

サンゴは光合成のエネルギーで生きているのですが、体を成長させるのにあまりエネルギーを回さず、ゆっくり大きくなります。

維持費に力を入れているようで、体を守る粘液をたくさん分泌しています。

褐虫藻からもらったエネルギーの多くをこちらに回しています。

粘液はタンパク質なので栄養があります。

これが定期的にたくさん海に放出され、プランクトンの餌に。

また食べられず海底に沈むと、その間に色々有機物を絡め取り、やはり栄養になります。

これが珊瑚礁のエネルギーになってるんですね。

普通は海に散らばっている一次生産者のプランクトンが、褐虫藻がサンゴの中に隠れてしまっている。

そして散らばらずに、ある程度かたまりの粘液として栄養が放出されているので、海が綺麗に見えているということなんでしょう。