テレビを見て

今朝、チャンネルを回していると、『サワコの朝』の画面がでた。

「なんか違う番組がないかなー」なんて考えていると、湊かなえという声が耳に入った。

「あっ、これ昨日ドラマやってたよ。チャンネルを代えるの待って。この人の小説なんだね」

と、カミさんが言う。

うーん、この人が湊かなえなのかー。

最近読んだのが『往復書簡』だけかな?

しばらくテレビに見入って話を聞いていた。

凄い人だよなー。作家ってみんなこんな感じなのか、と驚いた。

想像力が逞しいし、こんなときはこの人はどう思うのか? 何を感じるのか?

なーんて、その人の気持ちに入り込んでイメージを作っているんだよね。

常に考え、常に観察しているんだ。

そして、「今年で終わりかもしれない」とか「誰も私の本を読んでくれない」なんて、いつも考えているらしい。

こんな売れっ子なのに、こんな心配するなんて、これも大きな驚きだった

『読んでくれる人のために』との思いが伝わってきた。

これじゃあ、私は生まれたばかりの赤ん坊だよなー……と、ガッカリした

そして、テレビのなかで、5分の間に『サワコの朝』の原稿を書いた。

すらすらっと書き上げた。

私の口は、ポカーンと開けっ放しだ。

観終わったあと、ふーっとため息だけがでる

気分転換に、カメの水取り替えをした。

思いっ切り、カメの水を投げて、ゴシゴシと洗った。

いやーな気分も洗われたようだ。

それから、パソコンに向かって頭に入っている童話を書いた。

短時間で、8枚書上げた。

これで少し、安心した気分だ

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